トゥルースケールモデル製の精密なダイキャストモデルです。JPSタバコデカールでカスタムをしております。1978年の南アフリカ仕様になります。ロニー・ピーターソンのドライブで優勝を飾りました。※画像10は当時レース時の画像です。史上初のグランドエフェクトカーであるロータス78。テストドライブしたマリオ・アンドレッティは、その走りをあたかも「路面に塗られる」(painted to the road)かのようだと表現したのは有名な話です。1977年に圧倒的な戦績を残してワールドチャンピオンを獲得。次年の前半戦でもまだまだ競争力があり、発展型であるロータス79にスイッチされるまで使用されました。この年からティレルから出戻りしたロニー・ピーターソンが加わり、前年王者であるマリオ・アンドレッティと王座を争うかと思われましたが、この年のイタリアGPでロニーは帰らぬ人になってしまいます。モデルはTSMのダイキャスト。同社製のレジンモデルとは違い非常に気合が入ったもので、一説によると量産化をやめたエグゾトから未発売金型などを譲り受けていたようです。ポルシェ 936/76やティレル P34など共通してリリースしていたことからもこの事がわかります。採算が合わなかったようで短期間でリリースされなくなってしまいました。このロータス78はTSMダイキャストの第一弾となっており、最も良くできた1台と言えます。全てのカウルを外すことができ、非常に精密に再現されたフロントセクション、サスペンション、フォードDFVエンジンを鑑賞することができます。暗所保管品ですので、外箱、本体共に美品です。エグゾトなどによく見られるタイヤ、ウイングの傾きなどは一才みられない良個体だと思います。デカール保護のためポリマーコーティング、艶出しのためモデリングワックスを施工しております。新品を上回る深い艶がお楽しみ頂けるかと思います。